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田んぼにボカシ肥、散布し終えました。

(30,Apr,'13)

毎年、春先に1年分のボカシ肥料を仕込みますが、田んぼには出来たてのボカシを春の耕起の時にふります。
昨日ひと通り散布し終えました。

トラクターの後ろに取り付けたブレンドキャスターという撹拌しながら散布する機械を使います。
一人で効率よく作業するために、ショベルローダーという重機で肥料をブレンドキャスターに積み込みます。
ボカシ3
そのままトラクターで田んぼまで走って行き、田んぼの中を走り回りながら散布して回ります。
1反当たり1杯を散布。肥料ハウスと田んぼを何度も往復します。

このボカシ肥を接写してみました。
ボカシ1
白っぽいのは糸状菌類の菌糸です。肥料の表面に好気性菌の糸状菌が菌糸を張って数センチの厚みで層ができます。
この肥料の材料は米糠が一番多く、籾殻、大豆や米、麦のクズなどを配合しています。
米糠は、大半が有名な「三河みりん」さんに分けてもらったものです。みりんの仕込みは3月なんだそうで、その時にたくさん米糠が出ます。なんと有機米の米糠だけを取り置いてくれてて、それを分けてくれるので大変ありがたいことです!
材料に水分を加えながら混ぜ込んでいきます。
2週間ほど毎日切り返しをします。切り返しとは、混ぜ返しをして全体に満遍なく空気を入れ、菌類の活動を促したりバランスをとったりするわけです。
このボカシ肥は大半がわっぱ農場の分で、なにぶん量が多いのでほとんど重機での機械仕事です。
ボカシ2

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お米の出荷…そして精米のこと

   (29,Apr,'13)

今日は有機宅配業者のN社にお米を納品しました。
玄米、白米、七分づきの3種類を5㎏袋で50個ほど。
昨日精米と包装作業をしました。私の所では、お米を計量して袋詰めするのは機械化されていないのですべて手作業。
片手鍋でお米をすくい、袋に詰め、上皿秤で計量して…。
当農園ではできるだけお米は籾のまま保管するようにしています。「今摺り米」といって、籾すりしたてのお米を提供したいからです。精米も同じく、できるだけ納品日の直前にしています。
これは鮮度や美味しさに関わってくるからです。

ここで、少しだけこだわった私の精米についてお話します。

お米は地域毎の自然環境や栽培法によって同じ品種でもずい分と違う味になりますよね。美味しいお米を…と考えると、田んぼの準備や種まきから収穫、収穫後のお米の扱い方など、消費者の手元に届くまでのあらゆる過程で最良の条件が与えられることを考えなくてはなりません。
お米が商品になる最終の段階、精米(搗精)でも、できるだけの工夫をしたいものです。

そもそもお米とは、稲という植物の種子です。籾殻に包まれた玄米は、外側から順番に外皮(果皮+種皮)、糊粉層[こふんそう]があり(以上が糠[ぬか]と呼ばれる部分)、中心部分は胚乳というデンプンのカタマリです。また、粒の端っこの方にくっついている、芽と根の「胎児」が収まっている胚芽という部分もあります。糠の層には繊維やタンパク質、脂肪、灰分(ミネラル)、ビタミン類等、食品的に栄養価の高い成分が含まれています。胚乳は、稲が発芽して生長の初期に消費される栄養分になります。ですから文字通り、赤ちゃん稲にはお乳のようなものですね。
さて、玄米を白米や分づき米にする精米(搗精)は機械で行います。精米機に流し込まれたお米は、圧力がかかり米粒同士が擦られて糠層と胚芽が剥がされます。この時摩擦熱が生じ、これはお米の品質を劣化させるものです。なのでこの発熱をいかに抑えるかがポイントになります。
また、糊粉層と胚乳の境目辺りに旨味成分(アミノ酸)が多くあり、あまり搗き過ぎてしまうとこれが無くなってしまい、ご飯の美味しさを失うことになるのです。この部分は「おねばの素」、「おいしさの素」などと最近では呼ばれたりします。
低圧・低温、つまりソフトタッチの精米をするために、自分で精米具合を見ながら調整が可能な、30年位前の古い精米機を使い、時間をかけて精米しています。自動車で言うとオートマじゃなくてマニュアルってところですね。
特に待ちわびた新米の時に我ながら感動したのは、舌ざわりが非常に滑らかで香りや旨味が満点の輝くような「銀シャリ」だったことです!

白米をアップで撮影してみました。
画像 003-2
非常に脱落しやすい胚芽ですが、私の精米だと白米でも若干胚芽が残ります。
厳密に言うと胚芽の一部分かもしれません。
胚乳の窪みに収まっている胚芽は胚盤に乗っかっていますが、胚芽が脱落してもこの胚盤が残っていたりします。
上の写真、中央の米粒に黄色っぽいのが付いていますよね。これが胚芽です。

ところで、「胚芽米」というのがありますよね。白米でありながら胚芽が付いているお米なんですが、胚芽が全体で70%以上残っていないと胚芽米と呼べないそうです。つまり10粒中7粒以上に胚芽が付いていなければならないということです。
非常に脱落しやすい胚芽ですから、それ専用の特殊な精米機でないと胚芽米はできません。
そこで白米に近く、ある程度胚芽が残ったお米、少しだけ糠が付いたお米、ということで七分づきをします。
私は自分で実際にちょっと数えてみたところ、胚芽の残存率は5割に満たないほどでした。
この写真は七分づきのお米です。表面に少しだけ糠が付いているのが判別できますか?
画像 004-2
写真中央の粒は完全に胚芽も胚盤も無くなっています。
左右の粒は胚芽または胚盤が付いていますね。

さて、こんな精米をしていますので、ご家庭でお米を炊く時には「研ぐ」といった感じであまり強く洗わないでください。やさしく洗って数回水を換え、白い濁りは残っていても大丈夫です。

一物全体とか身土不二という考え方もあって、健康を考えれば玄米食が云うことないのかもしれませんが、参考までに…
栄養豊富な糠や胚芽を落とした白米ですが、栄養のことを考えて押し麦(大麦)や雑穀を混ぜて召し上がる方もおられますよね。栄養学的にも美味しさの点でも、麦と白米は1:9が「黄金比」なのだそうですよ!


稲の苗作りが始まってます。

    (26,Apr,'13)

第1回目の稲の種まきから10数日経ちました。
5月の半ばまでにあと数回種まきをします。

朝日に輝く朝露をまとった小さな苗たちです。
画像+003-2_convert_20130426235258


次にまく種籾が水に漬けらています。
水槽の中でブクブクとエアレーションしています。
浸漬の前の種籾の消毒は、もちろん農薬は使わず、ちゃんとした醸造酢(贅沢!)で行います。
画像 019-2 画像 021-2


平床出芽といって、ビニールハウスの中で、種まきされた苗箱を重ねずに床に並べ、アルミ蒸着フィルムのシートを被せておきます。人工的な温度をかけず太陽熱で発芽させます。このシートはアルミの反射で温度の上昇し過ぎを防ぎ、夜間は逆に保温効果があるので、発芽して数ミリの長さになるまで被せっぱなしにしておきます。
若干の光を通すフィルムなので、中が真っ暗な発芽機に入れた苗のように真っ白ではなく、すでに緑がかった芽になります。それでも、シートをはがした後はいきなり強い太陽光を浴びせられないので、1~2日は黒い寒冷紗をハウスの天井に張って陽光を和らげてやらねばなりません。

画像 006-2 画像 005-2

その後しばらくしたら、今度はもうひとつ別の大きなビニールハウスに作ってあるプールに移し、プール育苗ということをします。
角材を周囲に置いてブルーシートを広げれば、角材の高さの浅くて広いプールができます。苗が1.5葉期になったら入水し、田植えまで潅水の手間いらず。昔ながらの田んぼに作る水苗代に代わる省力的な方法です。

種も苗も無農薬、育苗培土は自然土で無化学肥料の有機培土。
電気などのエネルギーを使わず省エネで健康な苗に育つことを目指しています。
今年も順調に立派な苗ができることを祈るばかりです!

知多の恵みグループ 始動!

(19,Apr,'13)

今年1月に開催された有機農産物マッチングフェアという商談会に臨むにあたり、知多半島の有機生産者でまとまって対応しようと急きょグループに。
その名も・・・
知多の恵み グループ

このフェアがきっかけで近ごろ様々な業者さんからの引き合いが相次ぎ…。
なんとなく有名無実になりかかっていた「知多の恵みグループ」、これを機会に少しずつ、無理なくできるところから動き出そうということになりました。

南北に長~い知多半島。実際問題として現状では物流面で半島全域をカバーするのは難しく、特に武豊、美浜、南知多という半島の南半分でかたまって動き始めています。
仲間で補い合えるメリットがあるグループ出荷。共同化による販路拡大が期待されます。
そしてもうひとつ。新規就農の若い仲間たちを支援していくこと。
作ることもさることながら、売ることの難しさも新規参入した生産者がぶつかる大きな壁。
自分が手がけた野菜が実際に売れて行くという経験を積み重ねて行くことが、自立した生産者になっていくために大切なことだと思うからです。
さりとて、まだまだ一歩を踏み出したばかり。おぼつかない足どりだけれど、確かな実りを得られるものにしたい!!

ある業者さんの会報に掲載されました。
画像

期待していただいているし、みんなで力を合わせてガンバローね!

ホウレン草の出荷

(15,Apr,'13)

今日はホウレン草を出荷しました。
名古屋で配食サービスをしている業者への、食材としての出荷です。
なので一束ずつの袋づめはせず、3~4kgずつコンテナ詰めで出荷します。
画像 024-2

小松菜とホウレン草が畑で育っています。
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ほかにチンゲン菜、みず菜、サニーレタスなど…。
5月いっぱいは、これら葉物の出荷が続きます。

ひるがの高原再訪

(09,Apr,'13)

高原野菜プロジェクト!
 @ひるがの高原 (岐阜県)

~ 渡り鳥になって いざ 天空の菜園へ ~

暑い暑~い真夏、へばりながらの作業から逃げるように涼しい高原で百姓を…
なんてトンデモな思いつきから…
ひょんなご縁で、海抜1000メートル近い高原で、それが実現の方向へ…

まるで渡り鳥のように、夏は高原へ、冬は温暖な知多半島へ、なんてことにうまくいくといいんですが。
実際どうなることやら…

夏にはできない野菜が標高差を生かして生産できれば、それは商売上もおもしろいこと。
今年はまずは実験的にいろいろやってみるつもりです。

昨秋、雪が降り始める前に訪問して以来、今年初のひるがの高原訪問です。
一週間前には積雪がまだ1メートルもある!と聞きましたが、
それが一気に溶けて・・・

牧草地の片隅に約1反の畑予定地を確定しました。
牧場主の地主さんに、大きなトラクターで荒起ししてもらえることになって、ありがたいことです。

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写真の中、立っているのがこの企ての共犯者…じゃなかった、、、相棒のSさん。
牧場の遥か向こうに、まだ雪をかぶった大日岳が見えます。
とても見晴らしの良い場所です!!

画像 006-2

で、普段の私の住んでるところはといえば・・・
私の畑のすぐ近くの電柱に表示してあります。
海抜7メートル

東日本大震災後に当地では防災訓練に高台への避難が加わり、町のあちこちにこんな看板が貼られるようになりました。
三河湾に面した当地では、海抜2~3メートル程度の集落は少なくありません。ちなみに我が家もそうです

4月のマルシェ出店

(07,Apr,'13)

今日は毎月第1日曜日開催の「よさみガーデンマルシェ」に出店しました。
春の嵐の天気予報で急きょ出店取り止めがあったりとごたごたありましたが、
当日は意外にもさほどの悪天候でもなく…
無事に開催されました。

画像 003-2

このマルシェは商売よりも、他の出店者との交流が楽しくて、売上金がお買い物で消えていく?!
今回もまた新たな楽しい出会いがありました!

春本番ですね!

(02,Apr,'13)

今年は桜の花がとっても早く満開になり、早くも盛りを過ぎつつある感じです。
田畑もしっかり春本番の様子。
田んぼでは所々自然に生えてきたレンゲが花盛り。
ジャガイモがようやく土の上に芽を出して来てくれました。
画像 004n 画像 002n
(4月1日撮影)

4月2日、サニーレタスの定植をしました。
小さなプラグ苗を、ポリマルチ(光分解性マルチ)に穴を開けて植えていきます。
画像 005n

こちらは、まもなく出荷となるサニーレタス。
画像 008n

今日植えたサニーレタスは、不織布でトンネルをかけてやりました。ただし西側だけ不織布をかけただけ。
まだまだ冷たくて強い北西の風が吹きつける日があるので、風除けです。
ちゃんと大きく育ってね~!
がんばれ~~!!
プロフィール

ふき村・黒田農園

Author:ふき村・黒田農園
知多半島の真ん中、武豊町冨貴(ふき)地区で有機農業をやってます。
「一人農業」で畑も田んぼも…農薬や化学肥料を使わず日々キリキリ舞いしながら、でも適当に手を抜きながら?「ぐうたら」と開き直って、少しでもおもしろおかしく暮らしたいな…。
・・・と呑気な「一人農業」から一転、現在は3人の農業研修生を受け入れ、日々にぎやかに奮闘中?!
★連絡先はホームページにて
 (リンクからアクセス⇒⇒)

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